旅行というより、もはや散歩の領域ですが。
また懲りずに仙台に行ってきました。
最初は秋田あたりに行くつもりだったんですが
「雪解けの頃に行ったら山が崩れるんじゃないのｗ」と
オカンが言うのと（例のニュースよりだいぶ前の話だよ）
あとグーグルマップを拡大したときに、千秋公園は広くて良さそうに思ったけど
その他の面では（失礼ながら）遊びに不便しそうな印象に負けてしまったため。
…だが。
私は毎回、出掛けるときには、旅程表のようなもの…というか
自分が見たときに迷わないようなメモをPCで作成して
それをスマホに転送する形で使ってました。
電車の乗り換えとか、どのへんの建物を目印にしてどこに入るとか
この次は流れ的にこっちに歩いたほうが要領がいいとか 等ね。
もし雨だったらプランBにしましょうとかね。マジで。
が。
今回も、PCでいつもどおり作成した。
はいいが、出発の直前まで仕事で立て込んでいたため、
PCからスマホに送信しておくのを忘れ。
あーらら。もちろん、計画を書いたのは自分なんだから
ある程度は頭にも入ってますが（ストリートビューで予習済だし）
でもたとえば地下鉄の駅名や路線の名前とかは
地元でもないので細かいことは暗記していません。
だからそこは、手元のスマホでまた調べなおし。
だが、天気の良い屋外でなかなか液晶が見えない…見えない…
このへんで時間も電池も無駄にするターンが多かったなと。
案の定、本来は台原駅で降りる予定だったのに
なにを勘違いしていたか「勾当台公園」で降りてしまった。
たぶん森林公園の「公園」というイメージが強すぎて
ついつい公園駅で降りてしまったんだろうと。
でもこの間違いが、今回は意外とプラスに働いた。
駅を降りてすぐ、
ん？出店あるな と
なんの出店だろ？
ああ、ご当地グルメか！！！
ここでやってんのか！！！！
べつにニュース見たわけでもないのに偶然ここか。
こりゃ運命に逆らわずせっかくなのでいただいていこう。
まず家へのお土産用に、日持ちしそうなドライフルーツを購入。
そしてそれだけでは諦めきれず。ここで一番魅力的なのは、やはり芋煮。
だがそこは、長蛇の列。
いつもなら並んで待つなんてことは一切出来ないような人間だけど
まぁ連れもいないし、今回ばかりはいいか（食い物の魔力）。
寒風の吹く中、並ぶ。
ほとんどがじっちゃんばっちゃんで、おいらぐらいの若者なんか並んでない。
普通の職種なら働いてるだろうしね。
なんかこう浮いてるけど気にしてはいけない。
これが例のものです。
美しい！美味い！
…いや、「一度売り切れちまったんでまた煮なおします～」
っていう急ぎで作られた2回目のお品なので、味の染み具合は
正直もうちょいでした。もっと早く来れればよかったのだが。
だけども、芋よりも、さらに気になるものが入ってましたよ。
茸。
この茸、食べたことのない味の茸です。
嫌いな人からすれば、たぶんすごく「クセの強いお味と香り」の茸。
そして食感は、ツルツルシコシコしている。
しかし、もともと「ちょっと変な味のもの」に惹きつけられる性質が
ございます私は、この茸に異様な興味を持ちました。
なので、食べ終わったときにまた店の前を通って
「汁に入ってるのは何の茸ですか！？」と聞いてみたんですよね。
モギタケだかトビタケだか、聞いた名前そのものはなんと忘れてしまった。
だって、「たぶん、そこに同じの入った袋（商品）あるよ」と言われたので
それで頭のネジがぶっ飛んで、勢いで買ってしまいました。山菜オンリーを。
えっ、ホテル泊まりなのに、山菜をｗｗｗｗｗｗｗｗ
店の人は「大根と合わせて」とか熱心に説明してくれたけど
ホテルに調理器具ないんですよね。どうするんだろうね。
山菜はボイル済なので、実家に持って帰るまでには腐れるだろうしね。
ホテルにあるのは、電気ケトル。
まぁ見てなって、大丈夫だ。
ヤカンでゆで卵つくったことだってあるだろ？？？
こうだ！！！！！
大変ごめんなさい。
マジですみません。
ようするに、ケトルの中に水と山菜ぶちこんで
一緒に沸騰させて（吹きこぼれました。）
そのダシの出たお湯で、コンビニの味噌汁を作っただけです。
ケトルは、食べ終わってすぐに湯で洗って匂いは落としたものの。
どこにでもある永谷園の味噌汁が、謎の山菜汁に。
美しい！甘くて美味い！！
…でも、なんか
今朝の芋煮に入ってたのと同じ茸が
どうやら入ってないような気が、する？
少なくとも、ツルツルシコシコで、キグラゲみたいな黒っぽさで、
主張の強い味のする茸は居なかった…かな？
ミックス的な袋だったので、たまたまハズレを引いたのだろうか。
まぁいいか、どちらにせよ良いものをいただきました。
確か山形産だったはずなので、細かいことはあとでググってみます。
…で、茸語りだけで異様に長くなってしまったので
[仙台編④]を次回書きます。
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